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うさぎの性別はオスとメスに分けられます。
うさぎを初めて飼う場合は「飼いやすいのはどっちだろう?」と考えることでしょう。
うさぎの性格は個体差もありますが、オスとメスの違いによる特徴や見分け方はお迎え前に知っておくことが大切です。
なこと
例えば、オスなら去勢手術、メスなら避妊手術のこともありますよね。うさぎのメスには生理があるの?など性別の違いによって疑問に思うことはありませんか?
そこで今回は、うさぎのオスとメスの見分け方と飼いやすさについてご紹介します。
うさぎのオスとメスの見分け方
うさぎのオスとメスの見分け方が簡単に分かれば一番いいのですが、生後3ヵ月程度のうさぎの場合は生殖器が隠れているので素人には見分けがつきません。
うさぎは1年中が発情期なので繁殖させたくない場合は注意が必要です。
性別を知りたいときは、専門家の先生にお願いしましょう。
- 肛門から生殖孔までの距離
- 生殖孔の形
性別ごとに詳しくみていきましょう。
専門家でも間違えることがあるくらい難しいらしいけど見分け方にはポイントがあるよ!
といっても、ちょっと難しいですよね。
性別ごとに詳しくみていきましょう。
オスの見分け方
オスは生後5ヵ月頃から生殖機能が備わります。
そしてオスの特徴は、肛門から生殖孔までの距離がメスに比べて長いところ。
ただし、他に比べる子がいないと見分けがつきにくくなってしまいます。
生殖孔の形はというと、陰茎部分が円形になっているそうですよ。
※オスで変わった形の陰茎・包皮がみられる場合、特に幼少期はメスに間違われることがあります(スプリットペニス)。
できれば精巣が陰嚢内に下降してくる3ヵ月以降にオス・メスの性別を鑑別するのが理想です。
陰嚢があればオスということになりますね。
メスの見分け方
メスは生後3ヵ月頃から生殖機能が備わります。
そしてメスの特徴は、肛門から生殖孔までの距離がオスに比べて短いところ。
オスと同じように、他に比べる対象になる子がいないと判断しにくくなります。
生殖孔の形は陰部が縦にスリット状になっています。
生後3ヵ月以降で陰嚢がなければメスということになりますね。
うさぎの性別がしっかり確認できるようになるまでは、多頭飼いは控えてくださいね。
うさぎのオスとメスどっちが飼いやすい?
よく「飼いやすいうさぎはオスとメスどっち?」と聞かれることがあります。
うさぎは繁殖能力が高い動物なので性の問題は避けては通れませんよね。
それぞれ思春期にはちょっと困ることもあります。
基本的にはその子の性格にもよりますが、オス・メスの違いによる傾向はあるので特徴をみていきましょう。
オスの特徴
うさぎのオスは穏やかで人なつっこく甘えんぼの子が多いといわれています。
やんちゃな面もあり無邪気なので、なんだか幼稚園児をみているような気持ちになりそうですね。
また、縄張り意識が強かったり発情や優位性を示すための「マウンティング」もします。
思春期には「スプレー行動」という尿をまき散らす行為も。
メスに比べて「においつけ」というあごをこすりつける行動も頻繁です。
メスの特徴
うさぎのメスはちょっぴりクールな印象を与えるといわれています。
人間の女の子と同じように思春期を迎えると大人びた雰囲気になり、気高いお姫様のような自我のある子が多いようですよ。
また、保守的で本能から縄張りを守ろうとします。
発情期や妊娠期には気が荒くなるのもメスの特徴になりますね。
妊娠していなくても「偽妊娠」といって巣作りを始める行動をとることがあります。
成長するにつれてあごの下の皮膚がひだになり「肉垂(にくすい)」が目立つ子もいるんですよ。
メスでも「スプレー行動」をすることも。
メスの肉垂がとーってもかわいいんですよ~♪
オスとメスの性格は個体差にもよるので、参考程度にしてくださいね。
うさぎの去勢手術・避妊手術について について
うさぎは繁殖能力の高い動物です。
悲しいことに繁殖できない飼育下で暮らしているうさぎは、高齢になってから高確率で生殖器疾患を発症するといわれているんですよね。。
実は、去勢手術は「おしっこ飛ばし」の予防としても効果的です。
うさぎの避妊・去勢手術はリスクもゼロではないのでかわいそうという声もありますが、手術をするのと将来病気で苦しむのとではどちらがかわいそうか考えてみてくださいね。
また、若いうちに手術をした方が麻酔の負荷によるリスクは低くなります。
生後4~6ヵ月頃から手術は可能になるので、決断は早いうちにしましょう。
5~6歳くらいからの手術には高いリスクが伴います。
ポポロには去勢手術をしてあげられなかったので、手術を考えている若いうさぎの飼い主さんは、ぜひ検討してくださいね。
オスの去勢手術
オスの去勢手術により予防することができたり減らすことができる問題行動は「おしっこ飛ばし」「腰ふり」などです。
睾丸のガンなどの病気予防にもなりますよ。
オスの去勢手術では2つの睾丸を摘出します。
繁殖の予定がなければ早いうちに去勢手術をしましょう。
メスの避妊手術
メスの避妊手術により予防することができたり減らすことができる問題行動は「偽妊娠」「攻撃性の増加」などです。
子宮の病気の予防にもなりますよ。
メスの避妊手術は腹部を開き子宮と卵巣を摘出します。
術後は子宮に異常がなかったかどうか主治医に確認し、今後の注意点などを相談しましょう。
ほとんどの子が術後3日過ぎには痛みも落ち着いてきて元気が戻ってきます。
静かに見守ってあげてくださいね。
1週間後には抜糸があります。
どうしても手術をしない選択をするときは病気の早期発見に努め、定期的な健康診断や尿検査などを受けてくださいね。
メスは腹部超音波検査で子宮の状況を把握することもできます。
うさぎのメスに生理はある?
うさぎのメスは、イヌのような生理はありません。
メスのうさぎをお迎えしたい人は覚えておいてくださいね。
もし出血が見られたら爪が折れている可能性もありますが、子宮や膀胱・結石などの病気かもしれません。
普段からコミュニケーションを取り、うさぎさんのサインを見逃さないようにしてくださいね。
うさぎのオスとメスの見分け方と飼いやすさまとめ
今回は、うさぎのオスとメスの見分け方や特徴についてご紹介しました。
どちらが飼いやすいと感じられたでしょうか?
性別だけでなく個体差もあるので、飼いやすさの感じ方は人それぞれかと思います。
どちらを迎えるにしても、オス・メスそれぞれの特徴と個体差による性格を理解して大切に育てましょう。
日頃からコミュニケーションを大切にしていると、なついてくれるようになりますよ♪
以下の記事ではうさぎの思春期についても紹介しているので、詳しく知りたい人は参考にしてくださいね。