記事内に広告を含みます

お迎えするうさぎの「家」となる「ケージ」が決まったら、その次はうさぎの生活に欠かせない飼育グッズを揃えていきましょう。
快適に過ごしてもらうためには、飲み水を入れるウォーターボトルやフード入れ、トイレなどの「飼育グッズ」に何を選ぶのか?
これがとても重要なんですよね。

うちも最初はポポロの飼育グッズのことがまったくわからなかったから、いろいろ使ってみては何度も買い替えてきたよね。

最近になってようやく固定のグッズが決まってきたかな。今はボロボロになっても同じグッズを新調してもらえるようになったよ。ぼくも使いなれてるものの方が落ち着くんだよね。
そこで今回は、うさぎの飼育グッズの選び方についてご紹介します。
最低限用意しておきたいグッズは何?選ぶ基準はどうする?
などの気になる点をひとつずつ確認していきますので、これからうさぎのお迎えを検討されているという方はぜひ参考にしてくださいね。
うさぎの飼育グッズを選ぶときに大切なこと

うさぎの飼育グッズは安全な素材を選ぶ
うさぎだけでなく人間の場合でも同じですが、飼育グッズ選びはとにかく「安全が第一」です。
特にうさぎはなんでもかじってしまう習性があるので、かじっても安全な素材ということを大前提に飼育グッズを選びましょう。

基本的にはうさぎ専用のグッズだったり、うさぎ専門店で売ってるものなら安心だよね。
季節のグッズやお出かけに必要なものは後から買い足せばOK
最初はうさぎのために最低限必要な飼育グッズを準備して、うさぎとの生活に慣れてきてから徐々にアイテムを増やしていくというスタイルでもいいと思いますよ。
状況に合わせて少しずつ必要な飼育グッズを買い足していくと、選択肢も増えますし選ぶ楽しみもありますよね。
例えば外出時にはキャリーケースが必要ですし、夏や冬を快適に過ごすためのグッズも欠かせません。
けれどこれらは誰もが最初から必要なグッズとは言えないですよね。
うさぎ自身の好みもあるので、実際に試してみないと使えるかどうかわからないものだってあります。
一緒に暮らす中でだんだんスタイルが決まってくると思うので、飼育グッズもぜひ楽しみながら選んでくださいね。

うさぎとの生活はもう始まったようなもの。せっかくだから飼育グッズ選びから楽しんじゃおう♪
うさぎの飼育に必要な基本の飼育セットって?

初めてうさぎを飼う人にとって、うさぎを連れて帰る当日は一大イベント!
にもかかわらず、お迎えと同時に必要な飼育用品をお店で一から選んでいてはもっと大変ですよね。
そんなときに便利なのが、販売店で用意してくれている「基本のうさぎ飼育セット」です。
そこで今回は、うさぎ専門店を対象に各社の飼育セットの内容を比較してみました。

すべてのお店が基本セットに入れている用品は、うさぎ飼育に最低限必要なグッズのはず!
ということで、うさぎの飼育に本当に必要なグッズを検証するため、次の表に飼育セットの内容をまとめましたよ。
うさぎ専門店の飼育セットを比較!

「うさぎ飼育の基本セット」は、うさぎ飼育の初心者向け用品がまとめてセットになっているものです。
専門店ではうさぎの飼育に詳しいスタッフさんが選んでくれているものも多く、飼育グッズを選ぶ手間が省ける上、安心感もありますよね。
しかも、中にはセット価格が適用されて単品で購入するよりもずっとお得になっている場合もあるんです。
ただ注意しないといけないのは、必ずしも必要ではないグッズが入っているかもしれないところ。

例えばおもちゃは後でいくらでも買い足せるから、最初から絶対必要というわけではないよ。
それでは早速、各店のうさぎ飼育セットの中身をみていきましょう。
A店のうさぎ飼育セット
- ケージ
- フード
- 牧草
- ウォーターボトル
- フード入れ
- 牧草入れ
- トイレ
- トイレ砂
合計8点でした。
基本的なものはこれで揃っているように見受けられます。
B店のうさぎ飼育セット
- ケージ
- フード
- 牧草
- ウォーターボトル
- フード入れ
- トイレ
- トイレ砂
- おやつ
合計8点でした。
基本的なものは揃っているように見受けられますが、他とは違っておやつが入っているところが気になります。
C店のうさぎ飼育セット
- ケージ
- フード
- 牧草
- ウォーターボトル
- フード入れ
- 牧草入れ
- トイレシーツ
- トイレ砂
- おもちゃ
合計9点でした。
基本的なものは揃っているように見受けられますが、他とは違っておもちゃが入っているところが気になります。
以上、ピックアップした3店舗のうさぎ飼育セットの中身はこのようになっていました。
また、基本のうさぎ飼育セットの平均価格は17,000~22,000円程度でしたよ。

ケージだけでも10,000円以上するものが多いから、やっぱりセットはお得だよね~♪
うさぎ専門店の飼育セットに必ず入っていたもの

さて、ここまで3つのうさぎ専門店のうさぎ飼育セットの内容をご紹介しましたが、違いはわかりましたか?
結局何が違うのかリストだけではわかりにくかったと思うので、次の表を使って詳しくご説明しますね。
専門店のうさぎ飼育セット一覧表
基本のうさぎ 飼育セットの内容 | A店 | B店 | C店 |
---|---|---|---|
ケージ | ◎ | ◎ | ◎ |
フード | ◎ | ◎ | ◎ |
牧草 | ◎ | ◎ | ◎ |
ウォーターボトル | ◎ | ◎ | ◎ |
フード入れ | ◎ | ◎ | ◎ |
牧草入れ | ◎ | × | ◎ |
トイレ | ◎ | ◎ | × |
トイレ砂 | ◎ | ◎ | ◎ |
トイレシーツ | × | × | ◎ |
おやつ | × | ◎ | × |
おもちゃ | × | × | ◎ |
グッズ名がピンクになっているものは、3店舗ともに飼育セットに入っていたものです。
まとめると、
- ケージ
- フード
- 牧草
- ウォーターボトル
- フード入れ
- トイレ砂
これらは「うさぎ飼育の基本的なグッズ」と考えていいのかなと思います。
一方で、牧草入れ、トイレ、トイレシーツ、おやつ、おもちゃは一部のお店の飼育セットだけに入っていました。
これらは必ずしも必要なグッズなのか迷ってしまいますよね。
ではここで改めて、今回ピックアップした3店舗の飼育セットに入っていたうさぎグッズがどんなものだったのかを、写真を参考にしながら確認していきましょう。

写真を見れば、一部のグッズをセットに入れていないお店がある理由が見えてくるかも。
うさぎの飼育に必要な基本グッズにトイレは不要!?

それでは、各店舗で取り扱っている「うさぎの飼育セット」に入っているものを中心に、基本的な飼育グッズを紹介していきますね。
ケージ
ケージは、主に60サイズと80サイズのものがあります。
この60とか80という数字が表しているのはケージの横幅のことです。
そのため、高さは同じ60サイズのケージでもメーカーによって異なることもありますよ。
そして、最初は60サイズのケージを選ぶ人が多い印象です。
うさぎの種類や大きさにもよりますが、60サイズのものでも十分の広さがあります。
最初はどちらかというと、イージーホームのようなカラフルで優しい雰囲気のケージが人気がありますね。
色も数種類から選べるものが多いので、インテリアにも合わせやすいですよ。
だんだんうさぎのことがわかってきて、ケージ内のレイアウトにこだわりたくなったらプロ仕様に切り替えるのもいいですね。
プロ仕様になるとコンフォートのようなタイプが人気のようです。
その他、うさぎ専門店が開発したオリジナルのケージもあります。
ケージの選び方について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてくださいね。
あわせて読みたい

ウォーターボトル(給水ボトル・水入れ)
ウォーターボトルはボトルタイプと置き型タイプがあります。
ボトルタイプは、外出時に使うキャリーにも直接付け替えられるので便利です。
どちらを選んでもいいのですが、うさぎが若いうちはボトルタイプがおすすめです。
置き型タイプは、うさぎが体を濡らしてしまう可能性もありますが、うさぎが高齢になったときや病気のときなどにも活躍してくれますので、慣れさせるために早いうちから使う人もいますよ。

フード入れ
ペレットなどを入れるフード入れはケージにネジで取りつけるタイプか陶器製の重いものが良いでしょう。
うさぎはフード入れをひっくり返してしまうことがあるためです。

また、牧草入れとセットになっているタイプもありますよ。

牧草入れ
うさぎの主食は牧草なので常に食べられるようにしておきましょう。
ケージに引っ掛けて使うタイプが使いやすいので便利ですよ。
牧草入れ自体が木でできているとかじり木代わりにもなりますね。
フードと一体型になっているタイプも人気があります。
トイレ
トイレはプラスチック製と陶器製があります。
最近ではトイレの形が三角のタイプ、四角のタイプだけでなく多角形のタイプや、引き出しタイプのものも増えました。
それに合わせてペットシーツも三角のタイプと四角のタイプ、その他のタイプがあります。
オスの場合は尿を飛ばすことがあるので、トイレの壁が高いものがオススメです。


トイレ砂
トイレ砂は消臭効果が高く抗菌作用もあります。
うさぎのオシッコは臭うので、これがあるだけでニオイ問題が解決します。
ストレスも軽減されますよ。
トイレシーツ
トイレシーツは選んだトイレの形状に合うものを選びましょう。
除菌・消臭効果もあってたっぷり吸収してくれるものだと掃除もしやすいですね。

うちは、ニオイや掃除の負担軽減のためにトイレシーツの下に新聞紙を敷いてるよ。
おやつ
うさぎのおやつは必ずしも必要なものではありません。
ですが、野生のうさぎはいろいろなものを探して食べるので、しつけのご褒美などに使うといいでしょう。
おもちゃ
うさぎのおもちゃも生活必需品というわけではありません。
うさぎとの暮らしに慣れてきてから、好みのもので安全性の高いものを選ぶようにしましょう。
うさぎの飼育セットに牧草入れとトイレがなかった理由

ここまで紹介してきたグッズが、うさぎ専門店の飼育セットに入っていたものです。
基本のうさぎ飼育セットに牧草入れとトイレがなかった理由の考察ですが、
おそらく
- 牧草入れが入っていない理由・・・フード入れと一体型になっている牧草入れがあるため
- トイレが入っていない理由・・・ケージの下が引き出しになっているためオシッコをしても大丈夫なため
このような理由からではないでしょうか。
推測にはなりますが、おそらくこういったことからセットになっていなかったのでは?と思います。

実際のところ、うちもこれまでフード入れは牧草入れと一体型のものを使っていましたよ。
よほどこだわりがなければ、牧草入れはフードと一体型のものでもいいと思います。
また、トイレについてはできるだけ早くしつけをした方がいいので、別途購入した方が無難ですね。

とはいえしつけができていても、フンはジャンプした瞬間に落ちることもあったりします。ハハ・・・

ハハって・・・。
というのも、高齢になるとケージについているトレーに直接するようになったりするんですよね。
ケージには引き出しトレイがついていることが多いので、このようなときに助かりますよ。
つまり、トイレ意外にもケージの下の引き出しに敷くトイレシーツ(新聞紙を広げたときのような大きいサイズ)も必要になります。
続いて、この大判トイレシーツを含め基本のうさぎ飼育セット以外にも用意しておいた方がいい飼育グッズをご紹介していきますね。
その他、うさぎの飼育グッズに買い足すといいもの
ケージ下の引き出し用トイレシーツ
ケージの下の引き出しに敷いておくトイレシーツです。
正直うさぎ用はあまりコスパがいいとはいえませんので、犬用のものなどで枚数が多いものを選ぶのもいいでしょう。

床材(ゆかざい)・金網・すのこ
網目の広い金網の床は汚れにくいので掃除はしやすいですが、うさぎにとって快適なものは「すのこ」のようです。
できれば2~3枚用意しておくと便利ですよ。
金網でも網目の細かいものは負担になりにくいそうですよ。
うさぎの飼育グッズまとめ
今回ご紹介した飼育グッズはほんの一部。
ホームセンターやうさぎ専門店などにもまだまだたくさんのグッズが揃っています。
実際にお店へ行って直接目で見て触って素材や使い勝手を確認してみたり、インターネットで商品情報を詳しく調べてみてくださいね。
大切なうさぎのために最適な飼育グッズを選ぶこともぜひ楽しんでほしいなと思います。
今回紹介できなかったオプショングッズ・今後買い足していくときにおすすめの飼育グッズについては、また別の記事でご紹介していきますね。