うさぎとの暮らしを始める人へ

うさぎのブラッシングのやり方

うさぎのブラッシングのやり方

うさぎは春と秋に換毛期があり抜け毛が多くなります。

自然に抜けた毛がケージの中で舞っていると、うさぎが飲み込んで毛球症になってしまうことも。

さらに、室内で暮らしているうさぎは換毛期がはっきりしなかったり、年中換毛したりすることもあるんですよね。

そのため、うさぎの健康管理のためにも日頃から定期的なブラッシングをしてあげることが大切です。

なこと
なこと

ポポロも一年中換毛を繰り返してるよね。新しい毛が生えたな~と思ったら、すぐまた抜けていくっていう・・・

ポポロ
ポポロ

エアコンの部屋で過ごしていると換毛期っていつ?って感じかも。季節感があんまりないからね~

そこで今回は、うさぎのブラッシングのやり方とあると便利なグッズについてご紹介します。

ブラッシングを通してうさぎとのコミュニケーションを楽しめるようになってくださいね。

うさぎのブラッシングは健康維持に必要

うさぎのブラッシングは健康維持に必要

うさぎは一度飲み込んだものを吐くことができません。

抜け毛が多いと毛づくろいをした毛を飲みこんでしまって毛球症(もうきゅうしょう)という病気になる心配があります。

また、被毛を美しく保つためにもブラッシングは欠かせませんよ。

うさぎのブラッシング頻度は週に1回程度を目安にしましょう。

ポポロ
ポポロ

ぼくも小さいとき毛球症になったことがあって、一時期ごはんが食べられなくなったよ。あれはつらかったなあ・・・

なこと
なこと

あのときはじっとうずくまって本当に大変だったよね。

ごはんも牧草も食べてくれなくなったからすぐに病院に連れていって治ったけど、今ではそうならないようにかなり気をつけています。

うさぎのブラッシングはコミュニケーションにもなります。

全身をさわることで病気の早期発見にも繋がるので、ぜひ定期的に行うように心がけてくださいね。

うさぎのブラッシングに使うグッズ

うさぎのブラッシングに使うグッズ(短毛種)

ブラッシングを行うときは、うさぎ専用か小動物専用のブラッシンググッズを用意します。

毛のタイプによって使う道具が一部異なりますよ。

短毛種のブラッシングに用意しておきたいグッズ
  1. グルーミングスプレー
  2. スリッカーブラシ
  3. ラバーブラシ
  4. 豚毛ブラシ(小動物用)

ライオンヘッドなどの長毛種の場合は、両目ぐしというコームなどを使いましょう。

スリッカーブラシやピンの長めなブラシなどを使うといいですよ。

長毛種のブラッシングに用意しておきたいグッズ
  1. グルーミングスプレー
  2. 両目ぐし(コーム)
  3. スリッカーブラシ
  4. 静電気防止スプレー

グルーミングスプレー

こちらは詰替え用もあります。

汚れを浮かせてキレイにしたり、毛が舞い散るのを防いでくれる効果がありますよ。

スリッカーブラシ

毛並みを整えるときに使います。

先端に玉がついた皮膚にやさしいタイプのものを選びましょう。

ラバーブラシ

軽くとかすだけで抜け毛を効果的にとることができます。

つやを出したりマッサージするときにも重宝します。

豚毛ブラシ(小動物用)

ブラッシングするときのベースとして使います。

両目ぐし(コーム)

両目ぐしは、毛の奥の皮膚汚れを落としてくれます。

静電気防止スプレー

乾燥が気になる冬場に役立ちます。

保湿効果で毛並みが美しくなります。

うさぎのブラッシングのやり方

うさぎのブラッシングのやり方

ブラッシングはやさしく声をかけながら行いましょう。

終わったらごほうびがあると喜びます。

思春期を迎えたうさぎは、縄張りでブラッシングするのを避けましょう。

ケージから離れた特定の場所(イスなど)に決めて行います。

抜け毛対策としてマスクとエプロンを身に着けるとアレルギー対策にもなりますよ。

服装は長袖がおすすめです。

初めはハンドグルーミングから慣らしましょう。

また1回のグルーミングにかける時間は10分程度にします。

ハンドグルーミングのやり方

手にグルーミングスプレーをつける

うさぎをひざに抱っこして行います。

全身になじませて抜け毛を取る

毛をかき分けて抜け毛をとります。

手についた抜け毛をこすって取る

丸めて捨てると部屋に抜け毛が舞い散ることなく済みます。

短毛種のブラッシングのやり方

グルーミングスプレーをかけてなじませる

毛の根元までよくもみこみます。

スプレーは両手にかけてから使ってもOK。

ハンドグルーミングを行う

何度か繰り返します。

ラバーブラシで浮いた毛を取る

毛の流れに沿って抜け毛を取ります。

スリッカーブラシで抜け毛をかき取る

ブラシの先が皮膚に触れないように気をつけます。

毛玉は無理に引っ張らないようにしてくださいね。

豚毛ブラシ・小動物専用ブラシでブラッシングする

毛の流れに沿ってブラシをかけます。

おなかはブラッシングしなくてOK。

長毛種のブラッシングのやり方

静電気防止スプレーをかけてなじませる

事前に毛玉をほぐしておくとブラッシングしやすくなります。

両目ぐしをかける

片手で皮膚をおさえるようにしてくしをかけます。

スリッカーブラシで抜け毛を取る

再度グルーミングスプレーをかけてスリッカーブラシを使い、毛をかき取ります。

顔の毛を取り静電気防止スプレーをかける

顔の毛は指で取ってあげます。

反対の手で毛の根元をおさえて取るのがポイントですよ。

仕上げに静電気防止スプレーをかけます。

毛が乾いてきたら

うさぎの被毛が乾いてきたら、再度グルーミングスプレーをかけます。

量を調整したいときは自分の手につけてからなじませるといいですよ。

首の付け根、耳の付け根、脇、しっぽ周り、股などは毛が絡みやすくなっています。

もつれがひどいときは無理にブラッシングせずハサミでカットしましょう。

なこと
なこと

それと、キレイに抜けた毛は毛玉ケースに入れて保管するのもおすすめですよ♪

▼こちらのケースは名入れも可能!うさぎシルエットでかわいいです♡

うさぎのブラッシングのやり方まとめ

うさぎのブラッシングは、コミュニケーションが大切になります。

事前にブラッシングのやり方を頭に入れておくとやりやすいでしょう。

週に1度のブラッシングタイムを作ってうさぎとのふれあいタイムを楽しんでくださいね♪