
うさぎの体は定期的にお手入れをする必要があります。
うさぎは爪切りや耳のお掃除が苦手な子が多いですが、大切なことなので手際よくお手入れできるようになりましょう。
なこと
ポポロ
そこで今回は、うさぎの爪きりと目や耳のお手入れについてご紹介します。
目次
うさぎの爪切りと目・耳のお手入れについて

うさぎは爪切りや体のお手入れをされるのが苦手な子が多いようです。とはいっても、爪が長くなっているとケガの原因になってしまいます。耳は汚れたまま放置していると皮膚病になることもあるのです。
うさぎとともに早いうちからお手入れを習慣化してお互いに少しずつ慣れていきましょう。
- 爪が伸びすぎていないか?
- 目やになど目の周りに汚れはついていないか?
- 耳が汚れていないか?
- おしり周りが汚れていないか?
爪は、うさぎの前足・後ろ足ともに長さを確認しましょう。
耳は、特に垂れ耳のうさぎさんは見えにくいのでしっかりチェックします。
目やには、うさぎが自分で取ることも多いですが、取れていないところを取ってあげます。
おしりは、長毛種は特に汚れやすいので確認しましょう。
★うさぎとの信頼関係を築こう★
爪切りや耳掃除などのお手入れの途中で痛い思いをすると、うさぎはお手入れを嫌がるようになってしまいます。できる範囲でいいので正しく手順を踏んで手際よくお手入れできるようにしましょう。
★お手入れに便利なグッズを活用しよう★
うさぎのお手入れをスムーズに行うために活用できるグッズはどんどん摂り入れましょう。うさぎ用の爪切りはもちろん、万が一のためにあると安心な止血剤、耳にはイヤークリーナーを使うと便利です。
うさぎの爪切りの手順

うさぎの爪切りに慣れるには、少しずつでもトライしてみることです。最初から1度にすべてに爪を切るのは大変です。初めのうちは1本からでもOK。少しずつ慣れていきましょう。次第に自信がついてきます。
可能であれば2人でやるとよりスムーズになります。特に慣れるまでは誰かに協力を頼んで2人でやるとウサギも姿勢が安定し安全にできます。
1人のときはひざの上に乗せて軽く抱え込み体を安定させてから行います。
うさぎの爪は手が5本、足が4本です。
うさぎの爪には神経や血管が通っています。血管の位置を確認し、そこから2~3mm程度先の位置で爪を切ります。
爪が濃くて血管が短いときは懐中電灯などを利用してライトで照らすと血管が透けて見えやすくなります。
- うさぎを軽くひざ上に抱っこして安定させます。
- 片足ずつ爪を切ります(反対側を切るときはウサギの向きを変えます)。
- 2人の場合は、1人が抱っこして足を軽くおさえます。もう1人が爪を順に切っていきます。
- 後ろ足も同様に切ります。
- 余裕があれば爪やすりをかけます。
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うさぎの爪切りと目や耳のまとめ
野生のうさぎは自然に爪が短くなっていきますが、室内で飼われているうさぎは爪がすり減る機会がないので伸びやすくなっています。
飼い主が定期的に爪の伸びをチェックし、スムーズに切れるようになるとお手入れが楽になります。
1本ずつでもいいので徐々に慣れていきましょう。