
うさぎをおうちで飼う前に、知っておきたいことがあります。「飼い方の基本」です。
具体的には「1匹飼い」と「複数飼い」という2種類の飼い方がありますが、今回はそれぞれのメリット・デメリットをみてきたいと思います。
目次
うさぎをおうちで飼うなら1匹飼いがおすすめ
うさぎをおうちで飼うなら「1匹飼い」が基本です。
うさぎを飼っているインスタグラマーさんの写真を見ていると、複数飼われている方も多くいらっしゃいますよね。それぞれとてもかわいらしい表情で、並んでいる写真などを見ていると、かわいくてつい憧れてしまいます。
でも、おそらくほとんどのうさ飼いさんたちは、初めは1匹飼いからのスタートだったのではないかと思います。
1匹飼いと複数飼いって同じことをするだけじゃないの?と思うかもしれませんが、複数飼いをすることで気をつけなければならないこともあるんですよ。
なこと
ポポロ
なぜうさぎは1匹飼いがおすすめなのか?
うさぎさんを1匹飼いすることによるメリットについて説明しますね。
- 複数飼いだと気になる、うさぎさん同士のケンカの心配をしなくていい
- 1匹のうさぎさんに、しっかりと向き合ってお世話ができる
- ケージを広く使えるので、うさぎさんにとってストレスが少ない
うさぎは産まれて数ヶ月すると縄張り意識が強くなります。オス同士の場合はケンカも激しくなり、メス同士の場合は、弱いうさぎさんがいじめを受けてしまいます。その点、1匹飼いなら対立する相手がいないのでトラブルがなく安心です。
うさぎさんを飼うと決めたからにはきちんとお世話をしてあげたいですよね。複数飼いになると、慣れていないうちは飼い主の目が行き届かなくなってしまいます。一方、1匹飼いの場合は飼い主の心にもゆとりがあるのでしっかりとお世話ができます。
ケージの大きさは幅60cm~80cmが基本的なサイズです。その中で複数飼いをするとなると、うさぎさんにストレスがかかってしまいます。うさぎさんの体長にもよりますが、1匹飼いなら体を伸ばすのに十分なスペースを確保でき、ストレスを減らせます。
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なこと
うさぎと他のペットを一緒に飼うときの注意
イヌやネコなどの他のペットを飼っているおうちでは、うさぎさんを迎えるにあたって注意が必要となります。
犬は犬種によってはうさぎさんと一緒に飼うことを割けた方がよい場合もあるんです。イヌ、ネコがいる場合、うさぎさんをケージの外に出すときは同じ部屋に入れないようにしましょう。
うさぎを飼い始める場合は、時間をかけて少しずつ慣らしていく必要もあります。その場合は、うさぎさんを抱っこして先にいるイヌやネコに少しずつ近づけることで匂いを覚えさせてあげましょう。
フェレットはうさぎに危害を加えることがあるため、うさぎの天敵と言われています。野生のウサギは他の動物にエサとして捕食されてしまう動物です。フェレットはイタチ科なので肉食動物です。ウサギを襲ってしまう恐れがあります。一緒に飼うのは避けましょう。
ハムスターも共通してかかる感染症が心配です。感染症があるので注意が必要です。
なこと
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うさぎを複数飼いするときの性別ごとの相性
1匹飼いに慣れてきて、飼育スペースにも余裕があるようなら、複数飼いに挑戦してみてもいいかもしれません。お世話をきちんとすることを前提に検討してみてくださいね。
複数飼いをするときは、できれば別々のケージが理想的ですが、同じケージの場合は、よく観察してうさぎさん同士の相性を見極めましょう。
オス×オスを同じケージで飼ったらどうなる?
大人になったオス同士は縄張り争いをしケンカになります。これは去勢手術をしていても同じです。複数飼いをする場合はオス同士は避けましょう。
オス×メスを同じケージで飼ったらどうなる?
オスとメスの場合、同じケージで飼っていると赤ちゃんがたくさん増えてしまいます。そのため、去勢手術・避妊手術が必要になります。
メス×メスを同じケージで飼ったらどうなる?
メスとメスの場合は相性にもよりますが、相性が悪いとオスのように激しいケンカになることもあるので、相性をよく観察しましょう。
なこと
ポポロ
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うさぎの飼い方の基本まとめ
うさぎさんはとても愛らしくおとなしい動物ですが、実は縄張り意識が強く、複数飼いの場合は激しいケンカをしてしまうこともあります。
また、他のペットとの相性も非常に重要なのでしっかり確認しておかなければなりません。
うさぎを初めて飼う場合は、できるだけ1匹飼いにすることをおすすめします。