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もうすぐ9月になりますね。
9月といえば「お月見」。
♪「うさぎうさぎ 何見てはねる 十五夜お月さま みてはねる」という歌を聞いたことがあるのではないでしょうか?
なこと
ポポロ
そこで今回は、9月のお月見のことや十五夜、うさぎとの関係などについて紹介していきたいと思います。
うさぎとお月見の関係とは?
童謡のうさぎ
まずはじめに、冒頭に出てきた歌について調べてみました。
♪「うさぎうさぎ 何見てはねる 十五夜お月さま みてはねる」という歌詞のこの歌は、童謡の「うさぎ」という歌であることがわかりました。
なこと
江戸時代から歌い継がれてきたこの歌は、明治時代から教材にも使用されてきたそうです。
作詞・作曲者は不詳ということですが、この歌の背景には「十五夜のお月様を見て跳ねるうさぎの様子」が描かれています。
ポポロ
十五夜と中秋の名月について
では、今回のアイキャッチイラストのように、満月のお月様の中でうさぎが餅つきしている様子が描かれたこのイメージは、どうやって生まれたのでしょうか?
実は旧暦の8月15日の夜の月のことを「十五夜」、「中秋の名月」と呼ぶそうです。
1年に12~13回廻ってくる「満月」のことをいうそうですが、旧暦の8月は1年の中でもっとも空が澄み渡り月が明るく美しいとされていたそうです。
そして、江戸時代には「収穫祭」となりました。
また、「中秋の名月」とは「秋の真ん中に出る月」という意味があるそうですよ。
こちらも旧暦の8月のことをいいます。
ただし旧暦の8月15日は満月でないことが多く、「中秋の名月」と「満月」とでは定義も異なるそうです。
2019年の旧暦8月15日は「9月13日」にあたります。
満月になるのは「9月14日」です。
2021年からは3年連続で旧暦8月15日が満月になるそうですよ!
お月見とおだんご
続いて、お月見は何をするのかについて見ていきましょう。
お月見のアイテムといえば、「月見だんご」と「ススキのお飾り」ですね。
月見だんごは中国の月餅をならったものといわれています。
十五夜には15個供えるのが一般的で、月見だんごを食べることで「健康と幸せが得られる」という考えに基づいているそうです。
ススキは「稲穂の代わり」として飾り、子孫や作物の繁栄を見守ってくれる月の神様がおりてきてススキに乗り移ると考えられています。
また、秋の七草「はぎ」「ききょう」「くず」「なでしこ」「おばな(すすき)」「おみかえし」「ふじばかま」を飾ります。
ポポロ
なこと
とはいえ、本来は「月見バーガーを食べる日」として始まったわけではないので(笑)
このように十五夜にお餅を食べたりススキを飾ったりしながら、美しい満月の夜をゆったりと楽しむのも風情が感じられて素敵ですね^^
十五夜のお月様と餅つきしているうさぎ
家族などから「月にはうさぎさんがいて餅つきしている」というようなことを聞いたことがありませんか?
これは、「月の影の模様がウサギに見える」ことから「月にはウサギがいる」と昔から語り継がれているようです。その背景には「月のうさぎ伝説」なるお話も存在しているとか!
また、うさぎが餅をついている理由としては「うさぎが老人のために餅つきしている」「うさぎが食べ物に困らないように餅つきしている」など諸説あるそうです。
なこと
ポポロ
なこと
うさぎとお月見の関係まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は9月も近いので、うさぎと十五夜、お月見などに関する情報をまとめてみました。
昔から語り継がれていることや「月にはうさぎがいる」などの神秘的な側面も合わせ持ったお月見は、「収穫祭」でもあります。
今年の十五夜はゆったりと美しい夜空や満月を見上げながら、ススキを飾って月見だんごを食べてみるのはいかがでしょうか?